かずら橋
紅葉の時期はちょっと過ぎてしまいましたが、「かずら橋」を体験しに四国の祖谷まで行ってきました。
かずら橋とは、葛類を使って架けられた原始的な吊り橋で日本三奇橋の一つ。
タクシーの運ちゃんの話では、かずら橋を渡る観光客は年間30万人ほどいて、3年に一度、架けかえをするそうです。
かずら橋のあるのは徳島県三好市西祖谷山村善徳、奇橋と呼ばれる原始的な吊り橋があるような場所なので、とにかく交通は不便でした。
最寄り駅の大歩危(おおぼけ)駅へも高知駅から1時間に1本というのはまだ良いほう。大歩危駅から出るバスは1日に3本しかありません。
仕方がないのでここはタクシー。幸い、同じ目的の観光客がいらしたので、声をかけてちょうど満席の5人で乗り合わせ、料金は3190円の5分の1でかえってバスより安く済みました。
さて目的のかずら橋に到着したのは14時ごろ。大歩危駅に着いたときは「観光客なんているのかな」と思いましたが、マイカー+観光バスの団体さんとなかなか盛況w
ゴールデンウィークなど行楽シーズンはかずら橋を渡るのに2時間待ちになるほどだそうです。
遠目にはただのつり橋に見えますが、実際に渡ろうとすると、橋床の組み木の間から谷底の川面が目に入り、高さを感じる上によく揺れるし、また組み木というのが歩きにくいため、怖くて手すりをつかみながら出ないとなかなか渡れませんでした。
高所恐怖症の方は渡れるのか聞いてみたいです。
とはいえ、かずら橋からの景色、かずら橋を含む景色は堪能できました。
ちなみにかずら橋を渡るには500円の通行料がかかります。
かずら橋から少し先と川原に降りられます。ここからかずら橋を眺めるのもいいですよ。
かずら橋の先のびわの滝や川原に降りてみたり、祖谷そばを食べてあとはホテルへ。