豊島
(徳島、香川旅行4/7)
朝、8時のフェリーで直島へ向います。が、その前に朝食にうどん。
なかなか7時前から開店してるうどん屋がなくて、事前に調べておいて助かりました。
はじめての本格的(?)セルフサービスのうどん屋で戸惑っていたら、お店のお母さんが親切に教えてくれました。
個人的にはやわらかめのうどんかなと思ったのですが、嫁のほうは昨日のうどんよりこっちのほうが合ってるというので、個人の好みで違うんでしょうね。
腹ごなしもして、レンタサイクルも返却して、フェリーへ。
別のベンチでサンドイッチを食べてる人が、、、ここで海を眺めながら朝食をとるのも良かったかも。
50分ほどで直島の宮之浦港に到着。
30分ほどで豊島に到着です。
到着した港に何もなくてビックリ。右左、どちらへ向かえばいいのかわからず、あわててフェリーのスタッフに聞いてみたところ、右手数百メートル先に案内所があることがわかりました。
ここでまたしてもレンタサイクルの登場。
ここでは電動付きでした。というのも結構きつい坂が多いから、というのが実際に走ってみてわかりました。初めて電動付き自転車にのったけど、こんなに楽チンだったとは。
クルマどころか人も通らない車道を、海岸や畑に咲いた花、棚田や森を眺めながら気持ちよく進んでいきます。途中、道路の先が途切れて海が見える場所では、頭の中にゆずの夏色かポカリスエットのCMソングが流れてしまいそう。
この道をカーブしたところに豊島美術館がありました。
豊島美術館は小さな3つの建物(受付と作品とカフェ&ショップ)が丘の上にあり、その丘を一周する白い一本道でつながれてます。
受付を出て豊島の風景を眺めながら進むと作品の入り口へ。靴を脱いで作品の中に入ります。
とても音が響くので気をつけないと。
撮影不可だったので説明が難しいですが、詳しい紹介はこちらで。
広さ40×60m、高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。
床から染み出す水が水滴になって少しずつ流れていく様子は、なにか生物みたいでした。2つの丸い開口部からは豊島の自然、空、風を感じられ、よく響く構造の建物は上空を飛んでいく鳥の羽ばたきまでハッキリ聞こえました。
ずーっと眺めていたかった。
さいわい天気が良かったですが、雨の日でも楽しめるそうです。
本当は豊島の滞在時間は3時間弱にして、犬島に向かう予定だったのですが、なんとフェリーに乗り遅れるという大失態。
でもおかげで島キッチンによって、美味しい食事をゆっくり楽しむことができました。
島では忙しい予定は組まないほうがいいですね。
きっと短い時間で犬島に行っても半分しか楽しめなかったかもしれません。
最後のフェリーで直島へ戻ります。